「武造とマツの物語(新)」

【小説】 身体障害者に理解がない時代にマツは、幼少のとき親同士で決め

た「ろうあ者」との結婚のため養女にいく。偏見や逆境に遭いながらも前向きに生きていく。



2007年11月28日

第4話 武造へのシナリオ「設計図」

 私の夫の曾爺さん・関衛門は、耳の聞こえなくなった
長子(武造)を連れて別の地域に移り住み、

  これから、どのように武造を育てていくかを懸命に考えました。
まだ赤ちゃんの時に、人の残酷な行いで突然に聴覚を失ってしまった

武造は、親の声も聞こえないわけですから、もちろん話し方も学ぶことができません。

  普通子供は、親の声の調子から良いことや悪いことなど、いろんな事を学ぶものですね!!

  でも、武造はそれが出来ません!!

  関衛門は、普通なら自然と子供自身が親や周りから学習して習得していくことでも、武造にはそれが出来ないことを悩み・・・

  また、明治時代という当時の・・身障者がいる家への偏見にも直面しながら・・・・

  武造を育てるには、普通以上のかなりの世話が必要であることを悟り・・・・

  妻(ヨネ)と考えた結果、子供は、武造一人だけにすることに決めました!!
  関衛門とヨネは、自分たちの家系がこの武造を通して繋がっていくことも考慮しながら、耳の聞こえない我が子・武造を

 愛情を込めながら丁寧に育てていきました!!

  学校はどうするんでしょうか?

  もっと、成長して大人になったら・・?

  家系を継ぐのに、嫁さんはもらえるだろうか・・?

  いろんな事を、関衛門は考えました・・・・

ついに武造は学校に行ける年齢になりました。

  耳が聞こえず、話が出来ない武造・・関衛門は決断を下します。

ラベル:シナリオ
posted by junko at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 武造とマツの物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

第3話 関衛門の苦渋の決定!!

  その「豆事件」があってから、その後・・・

  可愛い我が子!!! 五体満足に生まれ、スクスクと成長していく様子を楽しみにしていた曾じいちゃん(関衛門)と曾ばあちゃん(ヨネ)・・・。

  そのわが子にかける思いに、大きな傷をつけたこの「豆事件」!!

  このねたみに駆られ、可愛い我が子の耳をつぶした本人に対して、曾じいちゃん(関衛門)はどうしたでしょうか・・・・??

  きっと、現代だったら傷害事件として訴えて、裁判沙汰になっていると思いますが・・・。

  明治時代のことです、関衛門は・・?

  親戚の間で、もめるのを好まず・・・訴えることをしませんでした。
  でも、間借りはもう出来ないということで・・・静かに身を引くことにしたんです!!

  耳の聞こえなくなった我が子を連れて、関衛門とヨネは別の地域に移り住むことにしました。

  親にしたら、耳の聞こえない我が子の将来を心配するのは当然のことですね!!

  それで関衛門は、その子のための将来に向けての【設計図】を考えました!!

ラベル:豆事件
posted by junko at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 武造とマツの物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

第2話 何故、泣き止まない?・・・豆が・・。

  私の夫のお爺さんは、赤ちゃんのときに耳が完全に聞こえなくなってしまいました。

  時は明治までさかのぼりますが・・・・

マンリの「ひい爺さん」は職業軍人ですが、日露戦争から帰ってきて、親戚の家に「間借」で住むことになったようなんですね。

  その親戚の若夫婦と同じ家に住むことになったわけですが・・・

  その親戚の若夫婦には、なかなか子供が出来なかったんですね!!

  その一方「ひい爺さん」の方には、めでたく子供(男の子)が生まれました。

  ある日、その赤ちゃんが泣いて泣いて・・・

  いくらあやしても泣き止まず・・・・両親には何故、泣き止まないのか全くわけが分からず・・・

  その当時の医者に赤ちゃんを連れて行ったら・・・

  ナント・・・赤ちゃんの両耳から「ふやけた豆」がポロポロといっぱい出てきたそうです!!がく〜(落胆した顔)
大豆
 
  両耳から、豆を全部取り出しましたが・・・・・・

  結果は・・・ご想像どおりです・・・・。

  その赤ちゃんは、それ以来両方とも耳が聞こえなくなってしまいました。

  誰がそんなひどいことを!!!そう思いますよね!!

  その家に住んでいた、子供が欲しくてもできなかった親戚の人が、ねたんで・・

  その子の両親が見てないうちに・・・

  人間、いくらねたみを感じても決して、そんな残酷なことをしてはいけません!!むかっ(怒り)

  その「豆事件」があってから、その後どうなったか・・?は
次回の記事で!!
 
ラベル:大豆
posted by junko at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 武造とマツの物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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